2025年ANA SFC修行|GW・お盆に海外発券で50,000PPを目指した記録

2025年ANA SFC修行。GW・お盆に海外発券で50,000PPを目指した旅の記録

JGCを持っているのに、なぜSFCも取ろうと思ったのか

2025年、ANAのSFC取得を目指して修行しました。

私は2014年からJGCを持っています。

それでもSFCを取ろうと思ったきっかけの一つが、バンコクのスワンナプーム空港でした。

Priority Passで使えるラウンジが混雑していたのです。

海外へ行く機会が増える中で、ワンワールドだけでは使いにくい都市も増えていました。

そこで、スターアライアンス側でも上級資格を持ちたいと思うようになりました。

目指したのはANAプラチナ。

その先にあるSFCと、スターアライアンス・ゴールドが目的です。

ただ、私は会社員です。

好きな時期に何日も休めるわけではありません。

そこで、ゴールデンウィークとお盆休みを使いました。

韓国発券のビジネスクラスで、パースとシドニーへ行く計画です。

当初は51,003PPになるように組みました。

ところが途中で、想定外の業務出張が入ります。

最後に予定していた修行便を飛ばなくても、5万PPを超えることが確実になりました。

最後の1区間はキャンセル。

少し変わった終わり方をしたSFC修行です。

この記事では、最安ルートを紹介するつもりはありません。

どんな航空券を組み、何にお金を使い、どこがしんどかったのか。

取得後にSFCを実際に使っているのかまで振り返ります。

2025年当時の体験と、現在のSFC制度は分けて記載します。

JGCを持っているのに、なぜSFCも取ろうと思ったのか

直接のきっかけは、スワンナプーム空港でした。

Priority Passで利用できるラウンジが混雑しており、航空会社の上級会員資格を改めて意識しました。

私はすでにJGCを持っています。

ワンワールド便を使う旅行なら、JGCでかなりカバーできます。

一方で、旅行先によってはワンワールドが使いやすいとは限りません。

タイ国際航空など、スターアライアンス便を使う機会も増えていました。

そこで欲しくなったのが、スターアライアンス・ゴールドです。

私にとって、SFC取得の一番大きな目的はここでした。

会社員なので、GWとお盆を使うことにした

SFC修行では、PP単価の低い便を何度も往復する方法もあります。

ただ、私にはあまり合いませんでした。

平日に何度も休むより、もともと長く休める時期を使いたかったからです。

そこで選んだのが、ゴールデンウィークとお盆休み。

長距離国際線なら、一度の旅行でまとまったPPを獲得できます。

目的地はオーストラリアにしました。

2回程度の大きな旅程で、5万PP前後を狙えるのも理由です。

沖縄往復を重ねる方法よりPP単価は高くなります。

それでも、旅行そのものを楽しめるなら許容範囲でした。

日本の繁忙期をまたぐために韓国発券を使った

GWやお盆は、日本発の航空券が高くなりやすい時期です。

当時、日本発のオーストラリア行きビジネスクラスはかなり高かった記憶があります。

そこで使ったのが韓国発券でした。

韓国を旅程の起点にすると、日本のGWやお盆を旅程の途中に組み込めます。

2025年は、この方法でパースとシドニーへの航空券を組みました。

もちろん、海外発券には手間もあります。

最初に韓国まで移動しなければなりません。

この「位置取り」が、今回の修行で一番しんどい部分になりました。

GWは夫婦でパースへ

1回目はゴールデンウィークのパースです。

これはSFC修行だけの旅行ではありません。

妻との夫婦旅行を兼ねていました。

妻にとっては初めてのオーストラリアです。

韓国発券した航空券は412,590円。

獲得したPPは25,045PPでした。

PP単価は16.47円です。

実際に搭乗したANA便は次の4区間でした。

日付区間予約クラスPP
4月27日GMP→HNDJ2,105
4月28日NRT→PERJ11,483
5月3日PER→NRTZ9,636
7月20日HND→GMPZ1,821

パース往復だけで完結せず、最後のHND→GMPまで含めた海外発券です。

一番しんどかったのは、パース便ではなかった

今回の修行で一番しんどかったのは、長距離フライトではありません。

パースへ行くまでの位置取りでした。

まず関西から韓国へ移動し、ソウルで1泊。

翌日に金浦から羽田へ飛びます。

そこから成田へ移動し、もう1泊。

翌朝、ようやく成田からパースへ出発しました。

長距離ビジネスクラスそのものは楽しかったです。

負担だったのは、その前に必要だった移動と宿泊でした。

海外発券は運賃だけを見ると魅力があります。

一方で、旅程全体では時間も手間も増えます。

PP単価だけでは見えない部分です。

お盆は1人でシドニーへ

2回目はお盆休みのシドニーです。

こちらは1人で行きました。

当初の航空券は326,330円。

4区間で22,678PPを取る計画です。

結果的に、最後のHND→GMPには搭乗しませんでした。

実際に飛んだのは3区間です。

日付区間予約クラスPP
7月22日GMP→HNDZ1,821
8月10日HND→SYDZ9,518
8月14日SYD→HNDZ9,518

実搭乗は20,857PP。

未使用区間をキャンセルした際、税・料金4,750円が戻りました。

実質負担額は321,580円。

PP単価は15.42円でした。

国内線の位置取りも必要だった

海外発券だけでは旅程が完成しません。

関西から東京への国内線も使いました。

4区間で3,280PP。

航空券代は合計55,010円です。

こうした位置取り便まで含めないと、実際に修行へ使った航空券代は見えてきません。

当初は51,003PPになる計画だった

最初から、5万PPを少し超えるように組んでいました。

項目PP
パース25,045
シドニー22,678
国内位置取り3,280
合計51,003

航空券費用は811,930円。

計画時点のPP単価は約15.92円でした。

PP単価だけなら、もっと安い方法はあります。

それでも私には、この方法が合っていました。

長距離ビジネスクラスなら、飛行機に乗ること自体も楽しめます。

パースは夫婦旅行にもなりました。

何度も沖縄を往復するより、修行だけに使う日数も抑えられます。

想定外の業務出張で、最後の修行便を飛ばなかった

計画外だったのが業務出張です。

ANA便を使う出張が入り、PPが想定以上に増えました。

その結果、最後に予定していたHND→GMPを飛ばなくても、プラチナ基準の5万PPを十分に超えることが分かりました。

そこで最後の修行便をキャンセル。

自分で計画した修行では49,182PPでした。

年間最終実績は61,913PPです。

結果として、

「5万PPまで飛び切るはずだったのに、最後の修行便を飛ばずに終わった」

という修行になりました。

航空券にいくら使ったのか

本人分の修行関連航空券費用は、次の通りです。

項目金額
韓国への最初の位置取り18,000円
パース412,590円
シドニー321,580円
国内位置取り55,010円
合計807,180円

49,182PPに対するPP単価は約16.41円です。

ここにはホテル代や食費、現地交通費を含めていません。

妻の航空券代も含めていません。

パースは夫婦旅行を兼ねていたので、ホテルや食事までSFC修行の費用にするのは実態と違います。

この記事では、本人分の航空券を中心に集計しました。

プラチナ到達後、SFCをすぐ申し込んだ

プラチナ到達後は、すぐにSFCを申し込みました。

選んだのはANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードのMastercardです。

2026年10月3日時点の本会員年会費は16,500円です。

取得して終わりではなく、この年会費を今後も払っていきます。

維持する価値があるかは、取得後にどれだけ使うかで見たいところです。

SFC取得後、本当に使っているのか

取得後は、スターアライアンス便で実際に使っています。

航空会社セグメント
タイ国際航空6
深圳航空1
合計7

実際に使っている主な特典は、

  • 優先チェックイン
  • 関空のプライオリティレーン
  • ラウンジ
  • 手荷物の優先受け取り

です。

手荷物の優先受け取りは、到着後すぐに移動したい時に助かります。

SFCを取った理由は、ANA国内線だけではありません。

スターアライアンス・ゴールドを海外旅行で使いたかったからです。

その点では、取得前に期待していた使い方ができています。

2028年からはSFCの前提が変わる

ここからは、私が修行した2025年にはなかった話です。

2026年9月、ANAはSFC制度の新しい内容を発表しました。

2028年4月からは、ANAカード・ANA Payの年間決済額によって、

  • 300万円以上のSFC PLUS
  • 300万円未満のSFC LITE

に分かれます。

SFC PLUSはスターアライアンス・ゴールド。

SFC LITEはスターアライアンス・シルバーです。

最初の判定に向けた利用期間は、2026年12月16日から2027年12月15日までです。

確認日は2026年10月3日です。

2028年からのSFC PLUS・SFC LITEの違いや、見直された制度内容は別記事で整理しています。

私にとって、この変更の影響は大きいです。

SFCに期待しているメリットの多くが、スターアライアンス・ゴールドによるものだからです。

SFC LITEになっても、ANA便利用時のSFCサービスがすべてなくなるわけではありません。

一方、スターアライアンス加盟航空会社を利用する場合は、スターアライアンス・シルバーとして扱われます。

そのため、ラウンジや優先チェックイン、優先搭乗、手荷物の優先受け取りなど、スターアライアンス・ゴールドによる特典は原則として使えません。

私はスターアライアンス・ゴールドを維持したいので、SFC PLUSを維持する方針です。

LITEでもANAラウンジを使える中で、なぜ私がPLUSを選ぶのかは別記事で詳しく書いています。

これからSFC修行を考えるなら、取得までの費用だけでは判断できません。

取得後にSFC PLUSを維持するのか。

そこまで考えておく必要があります。

今振り返ると、ダイヤモンドも意識しておけばよかった

2025年の反省点もあります。

私はSFC取得を目的にしていたので、目標はプラチナでした。

ところが最終的には、ANAグループ運航便だけで61,246PPまで積み上がっています。

結果だけを見ると、ライフソリューションサービス利用によるダイヤモンド獲得も検討できました。

2025年当時は、ANAグループ運航便50,000PPに加え、

  • 対象のライフソリューションサービス7サービス以上
  • ANAカード・ANA Pay決済500万円

というダイヤモンド獲得ルートがありました。

実際には7サービスと500万円決済を達成していません。

ただ、年初からダイヤモンドまで意識していれば、決済やサービス利用の組み方は変わっていたはずです。

結果論ではありますが、ここは2025年の反省点です。

今ならSFCだけをゴールにせず、その年に狙える上位ステータスまで確認してから年間計画を作ります。

今から同じ修行をするなら

2025年に戻って同じ条件なら、この方法はありだと思っています。

PP単価だけなら、沖縄往復などの方が安くなるケースもあります。

それでも私は、海外旅行を組み合わせる方法を選びます。

会社員なので、使える休みには限りがあります。

GWとお盆を使えば、大きな旅程を2回組めました。

パースでは夫婦旅行も楽しめました。

長距離フライトも、ビジネスクラスなら苦痛ではありません。

一方で、韓国発券には位置取りが必要です。

ソウルで泊まり、羽田から成田へ移動し、もう一度泊まる。

こうした手間まで含めて選ぶ必要があります。

最安PP単価を求める人には向かない方法です。

今からSFCを目指すなら、2028年からの制度変更も無視できません。

私はスターアライアンス・ゴールドを維持したいので、SFC PLUSを維持するつもりです。

取得後に何を使いたいのか。

そのために、どこまで費用や決済を寄せられるのか。

今から始めるなら、そこまで含めて考えます。

まとめ

2025年のSFC修行では、最安PP単価を狙いませんでした。

GWとお盆しかまとまった休みを取りにくい会社員として、韓国発券と長距離ビジネスクラスを組み合わせました。

当初は51,003PPの計画。

実際には業務出張が加わり、最後の修行便をキャンセルしました。

本人分の修行関連航空券費用は807,180円。

PP単価は約16.41円です。

パースでは夫婦旅行も楽しめました。

取得後は、タイ国際航空や深圳航空でスターアライアンス・ゴールドの特典を使っています。

私には合った修行でした。

ただし、PP単価は最安ではありません。

海外発券には、位置取りの手間もあります。

2028年からは、スターアライアンス・ゴールドを維持する条件も変わります。

だから、誰にでも同じ方法を勧めるつもりはありません。

SFCを取ること自体ではなく、

「取得後に何を使いたいのか」

そこから逆算して、時間と費用をどう使うか。

今振り返っても、それがSFC修行を考えるうえで一番大事だと感じています。

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