ahamoは海外で15日を超えるとどうなる?速度制限の開始日と解除条件

【2026年12月1日から変更】

2026年12月1日から、ahamoの海外15日ルールに新しい選択肢が加わります。15日経過後も、1日(24時間)980円の「海外データ通信日数追加オプション」を申し込むことで通常速度を利用できるようになります。この記事では、2026年11月までの現行ルールと、12月以降の変更点を分けて説明します。

「ahamoは海外で15日まで使える」

この説明を見ると、15日目で通信できなくなるようにも感じます。

実際には、15日を超えてもデータ通信は利用できます。

2026年11月までは、海外でデータ通信した日を起算日として15日経過後、日本時間の午前0時から送受信最大128kbpsに制限されます。

2026年12月以降も15日ルール自体は残りますが、有料オプションで通常速度を延長できるようになります。

しかも、出国日から数えるわけではありません。

基準は現地時間でもなく、日本時間です。

月が変わってもリセットされません。

数日の海外旅行なら、あまり意識しないルールです。

一方、2週間前後の旅行では、出発前に確認しておきたいところ。

ahamoを海外で使う基本や、到着直後から使える便利さはこちらで紹介しています。

2026年12月からの料金改定や、海外で使えるデータ量の変更については、こちらの記事で整理しています。

ahamoが12月から3,135円に値上げ。海外40GBと15日ルールはどう変わる?

この記事では、ahamoの海外15日ルールを具体例とともに整理します。

公式情報は2026年9月25日に確認しました。

ahamoの「海外15日ルール」とは

ahamoは、海外でも15日を超えて利用できます。

15日目で通信が止まるわけではありません。

海外で最初にデータ通信した日を起算日として、15日経過後から通信速度が制限されます。

制限後は、送受信最大128kbpsです。

2026年12月1日以降も、この15日ルール自体は残ります。

ただし、新しい「海外データ通信日数追加オプション」を申し込めば、16日目以降も通常速度で利用できます。

つまり、

「15日間しか利用できない」

ではありません。

「15日経過後も通信できるが、速度が大きく制限される」

というルールです。

15日はいつから数える?

基準になるのは、日本を出国した日ではありません。

海外で最初にデータ通信した日です。

たとえば、3月31日に日本を出発。

現地へ到着し、4月1日に初めてデータ通信したとします。

この場合、起算日は4月1日です。

飛行機に乗った日や、出国日から数えるわけではありません。

旅行日程だけを見て「今日で15日目」と判断すると、ずれる場合があります。

基準は現地時間ではなく日本時間

もう一つ注意したいのが時刻です。

15日ルールは日本時間を基準にしています。

ahamo公式では、日本時間4月1日に海外データ通信を開始した場合、4月15日まで通常どおり利用できます。

速度制限が始まるのは、日本時間4月16日午前0時です。

つまり、

4月1日から4月15日までは通常利用。

4月16日午前0時から最大128kbps。

という流れです。

「通信開始から360時間」という数え方ではありません。

時差が大きい国では、現地の日付と日本の日付がずれることもあります。

2週間前後の旅行では、日本時間で確認しておく方が確実です。

具体例で見る15日ルール

たとえば、日本時間4月1日に海外で初めてデータ通信を使ったとします。

4月1日が1日目。

4月15日までは通常の速度で利用できます。

4月16日午前0時から、送受信最大128kbpsに制限されます。

宿泊数だけで考えると、少し分かりにくいところです。

たとえば14泊16日の旅行。

海外で通信を始めた日や帰国時刻によっては、帰国前に速度制限が始まる可能性があります。

見るべきなのは宿泊数ではありません。

「海外で最初にデータ通信した日はいつか」

ここが基準です。

15日を超えると原則最大128kbpsになる

15日経過後もデータ通信はできます。

2026年11月までは、速度は送受信最大128kbpsです。

2026年12月1日以降も、日数追加オプションを申し込まない場合は同じ速度制限がかかります。

ここで注意したいのは、月間データ容量を使い切った場合の速度制限とは別物だということです。

通常の容量不足による速度制限と、海外15日ルールによる速度制限。

同じ「速度制限」でも仕組みが違います。

地図や配車アプリ、Web検索などを旅行中に使うなら、普段と同じ感覚では使いにくくなります。

月をまたげば速度制限は解除される?

海外旅行が月をまたぐ場合も注意が必要です。

通常の月間データ容量は、月ごとに管理されます。

一方、15日ルールは月が変わっただけでは解除されません。

たとえば9月20日に海外で通信を開始。

10月になったから15日のカウントもリセット。

とはなりません。

月間データ容量と15日ルールは、別に考える必要があります。

長期滞在では、「月が変わったから大丈夫」と思わない方がよいでしょう。

1GBの追加データ購入では日数制限を解除できない

ここは、通常の容量不足による速度制限と混同しやすいところです。

月間データ容量を使い切った場合の追加データ購入と、15日ルールは別の仕組みです。

15日ルールによる最大128kbpsの制限は、1GBの追加データを購入しても解除されません。

「遅くなったからデータを買い足せばいい」

とはならないわけです。

2026年12月から始まる「海外データ通信日数追加オプション」は、この1GB追加とは別のサービスです。

2026年11月までは、帰国しないと解除できない

2026年11月までのルールでは、15日経過後の速度制限を解除するには、日本へ帰国してデータ通信を行う必要があります。

月が変わるだけでは解除されません。

海外に滞在したまま通常速度へ戻す方法もありません。

ahamo公式でも、「日本に帰国しデータ通信を行う必要がある」と案内されています。

この点が、2026年12月1日から変わります。

2026年12月からは1日980円で通常速度を延長できる

15日ルールそのものがなくなるわけではありません。

2026年12月1日以降も、海外で最初にデータ通信した日を日本時間で起算し、15日経過後は原則として送受信最大128kbpsになります。

ただし、新しく「海外データ通信日数追加オプション」が始まります。

項目内容
提供開始2026年12月1日
料金1日(24時間)あたり980円
申込可能時期海外利用開始から15日経過後
申込方法My docomo・ahamoサイト
利用可能データ量最大40GB/月

このオプションを申し込めば、16日目以降も日数超過による速度低下を受けず、通常速度で利用できます。

つまり12月以降は、15日を超えたら最大128kbpsのまま使うか、必要な日に1日980円を払って通常速度を使うかを選べます。

海外で使えるデータ量そのものは、2026年12月から最大40GB/月です。

詳しい料金改定と海外利用条件の変更は、こちらの記事で整理しています。

ahamoが12月から3,135円に値上げ。海外40GBと15日ルールはどう変わる?

2週間前後の旅行は日程を確認しておきたい

数日の海外旅行なら、15日ルールを意識する場面はほとんどありません。

注意したいのは、2週間前後からそれ以上の旅行です。

たとえば、

  • ヨーロッパを複数国周遊する
  • オーストラリアに長めに滞在する
  • 出張と休暇をつなげる
  • 複数都市を回って帰国まで16日以上になる

こうした旅行です。

「14泊だから15日以内」とは限りません。

見るべきなのは、

「日本時間で、海外データ通信を最初に使った日はいつか」

です。

そこから15日を数えます。

海外で国を移動しても15日ルールは続く

海外で別の国へ移動しても、15日ルールが国ごとにリセットされるわけではありません。

たとえば、

タイ
→ シンガポール
→ オーストラリア

と移動した場合。

最初に海外データ通信を使った日からの日数で考えます。

国をまたぐ周遊旅行では、「国ごとに15日」と考えないよう注意が必要です。

15日を超えるなら、980円延長と別回線を比べたい

2026年12月からは、15日を超えてもahamoの通常速度を有料で延長できます。

一方、滞在が長くなるほど、海外eSIMや現地SIMを使う方が費用を抑えられる場合もあります。

候補になるのは、

  • 海外データ通信日数追加オプション
  • 海外eSIM
  • 現地SIM
  • レンタルWi-Fi

たとえば20日間の旅行で、16日目以降の5日間すべてに日数追加オプションを使うと、単純計算で4,900円です。

ahamoの電話番号やSMS受信を残しつつ、データ通信だけ別回線を使う方法もあります。

どの方法が向くかは、滞在期間や通信量によって変わります。

海外eSIM、現地SIM、レンタルWi-Fiとの違いは、別の記事で整理します。

ahamoの15日ルール、ここだけ確認

ここまでの内容を、間違えやすいポイントだけまとめます。

Q1|15日目になると通信できなくなる?

答え:通信はできます。

15日経過後は、海外データ通信が原則として送受信最大128kbpsに制限されます。

2026年12月1日以降は、「海外データ通信日数追加オプション」を申し込めば、16日目以降も通常速度を利用できます。

Q2|日本を出発した日から15日?

答え:違います。

基準になるのは、海外で最初にデータ通信した日です。

出国日と利用開始日が違う場合は、数え始める日も変わります。

Q3|現地時間で15日を数える?

答え:日本時間が基準です。

時差の大きい国では、現地の日付だけを見ていると制限開始のタイミングがずれることがあります。

Q4|月が変わればリセットされる?

答え:リセットされません。

月間データ容量の区切りと、海外15日ルールは別です。

月をまたぐ長期旅行でも、15日のカウントはそのまま続きます。

Q5|追加データを買えば速度は戻る?

答え:1GBの追加データ購入では戻りません。

データ容量不足による速度制限とは仕組みが違います。

2026年12月1日以降は、別サービスの「海外データ通信日数追加オプション」を申し込むことで通常速度を利用できます。

Q6|15日を超えた後、海外にいるまま通常速度へ戻せる?

2026年11月まではできません。

日本へ帰国し、国内でデータ通信を行う必要があります。

2026年12月1日以降は、1日(24時間)980円の「海外データ通信日数追加オプション」を利用できます。

15日経過後から申し込みでき、海外に滞在したまま通常速度で通信できます。

まとめ 15日ルールは残るが、12月から選択肢が増える

ahamoの海外15日ルールは、

「15日しか使えない」

という意味ではありません。

海外でデータ通信した日を起算日として15日経過後、日本時間午前0時から原則として送受信最大128kbpsに制限されます。

覚えておきたいのは次の点です。

  • 起算日は海外で最初にデータ通信した日
  • 日本時間で数える
  • 15日経過後は原則最大128kbps
  • 2026年11月までは、解除には日本へ帰国してデータ通信が必要
  • 2026年12月1日以降は、1日(24時間)980円で通常速度を延長できる

数日の海外旅行なら、あまり気にする必要はありません。

一方、2週間前後の旅行では、海外で最初に通信する日を確認しておく必要があります。

12月以降は、必要な日だけ980円で延長するか、海外eSIMなど別の回線を使うかも比較しておきたいところです。

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