Accorってどんなホテル?主要ブランドと価格帯、日本で泊まれるホテルを整理

Accorの主要ホテルブランドと価格帯を紹介する記事のアイキャッチ画像

「Accor」と聞いても、どんなホテルなのか分かりにくいかもしれません。

イビス、メルキュール、ノボテル、プルマン、フェアモント。実は、どれもAccorのホテルブランドです。

私自身、東京ではイビススタイルズ東京銀座、バンコクではイビスを利用しました。2026年10月には、メルキュール京都宮津にも宿泊しています。同じAccorでも、ホテルの位置づけや雰囲気はかなり違います。

最近は日本でもGrand MercureやMercureが増え、Accorの名前を目にする機会が増えました。

この記事では、Accorがどんなホテルグループなのかを、日本から個人旅行をする人の目線で主要ブランドとともに整理します。

ブランド数やホテル数、国内ホテルの営業状況は、2026年10月19日に公式情報で確認しました。宿泊体験は2026年9月と10月のものです。

Accorは45以上のブランドを持つホテルグループ

Accorは1967年にフランスで始まったホテルグループです。

2026年6月30日時点で45以上のブランドを展開し、110か国以上に5,800軒を超えるホテルがあります。

特徴は、ブランドの幅が広いことです。

比較的利用しやすいibisから、FairmontやSofitelなどの高級ホテルまでそろっています。

そのため、「Accor=高級ホテル」「Accor=安いホテル」と一括りにはできません。

旅行の目的や予算に合わせて、同じグループ内から異なるタイプのホテルを選べます。

Accorのブランド一覧

主なブランドを4つの区分で見る

Accor公式では、ホテルブランドをLuxury、Lifestyle、Premium、Midscale、Economyに分類しています。

ここでは、日本からの個人旅行でも比較しやすいLuxury、Premium、Midscale、Economyの4区分を中心に整理します。

ブランド区分主なブランド特徴
Economyibis、ibis Styles、ibis budget必要な機能と価格のバランスを重視
MidscaleMercure、Novotelなど設備と使いやすさのバランス
PremiumPullman、Swissôtel、Mövenpick、Grand Mercureなど設備やサービスも重視
LuxuryFairmont、Sofitel、Raffles、MGalleryなどホテルでの滞在体験も重視

この区分はブランドの位置づけで、実際の宿泊料金をそのまま表すものではありません。

料金は都市や日程、客室タイプ、混雑状況などで変わります。

私が泊まったイビススタイルズ東京銀座もEconomyブランドですが、東京の土曜は3万円台の料金が出ていました。

ブランドの区分だけで、宿泊料金の高い・安いを判断しない方がよさそうです。

ibis系は価格を抑えたい旅行で探しやすい

Accorの中で、私が実際に使っているのがibis系です。

ibisはAccorの代表的なEconomyブランドで、必要な設備と価格のバランスを重視しています。

ibis Stylesは同じEconomyでも、デザインを前面に出したブランドです。ホテルごとに異なるテーマがあります。

2026年9月には、イビススタイルズ東京銀座に宿泊しました。

バンコクではイビス バンコク スクンビット24を利用しています。

観光や外出が中心で、ホテルで過ごす時間がそれほど長くない旅行では、選択肢に入れやすいブランドです。

MercureとNovotelは設備も重視したいとき

もう少しホテル内の設備や滞在時間を重視するなら、MercureやNovotelがあります。

Mercureは、地域の文化や食、デザインを取り入れることを特徴としたブランドです。

Novotelは、ビジネスだけでなく家族旅行にも対応したホテルを展開しています。

日本ではメルキュール京都ステーションやノボテル奈良などが営業しています。

価格だけでなく、ホテルで過ごす時間も重視する旅行なら、このあたりも候補になります。

日本ではGrand MercureとMercureが一気に増えた

日本でAccorの名前を見る機会が増えた大きな理由の一つが、旧ダイワリゾート系ホテルのリブランドです。

Accorは北海道から沖縄まで23施設、6,000室を超えるホテルをGrand MercureとMercureへ転換しました。

2024年には各地で新しいブランドとして営業を開始し、日本国内のAccorホテルが一気に増えています。

グランドメルキュール淡路島リゾート&スパ、グランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパ、グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ、グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートなどがあります。

以前のダイワロイヤルホテルを知っている人には、以前からあるホテルがAccorブランドへ変わった例として分かりやすいでしょう。

Accorによる日本23施設のリブランド発表

Grand Mercureはオールインクルーシブでも注目

日本のGrand Mercureでは、オールインクルーシブを打ち出したリゾートホテルも目立ちます。

例えば、グランドメルキュール淡路島リゾート&スパでは、朝食、夕食、ラウンジのフリーフロードリンクなどを含むオールインクルーシブパッケージを提供しています。

八ヶ岳などでも、食事やラウンジのドリンクを含むオールインクルーシブの滞在を案内しています。

温泉や大浴場、ビュッフェ、ラウンジを備えたホテルもあり、都市型のAccorとは過ごし方がかなり違います。

対象プランでは、朝夕食やラウンジのドリンクなどが宿泊料金に含まれます。

ただし、Grand Mercureというブランド自体が、すべてオールインクルーシブという意味ではありません。含まれる飲食やサービスの範囲も、ホテルや宿泊プランによって異なります。

予約時には、そのプランに何が含まれているのかを確認しておきたいところです。

PullmanやSwissôtelもPremiumクラス

Grand Mercureと同じPremiumには、Pullman、Swissôtel、Mövenpickなどもあります。

日本では、プルマン東京田町とスイスホテル南海大阪が営業しています。

プルマン東京田町はJR田町駅からアクセスしやすい都市型ホテルです。

スイスホテル南海大阪は南海なんば駅の上にあり、関西空港との移動にも便利な立地です。

同じPremiumでも、Grand Mercureのリゾートホテルとは滞在スタイルがかなり違います。

一つの区分の中でも、都市型ホテルからリゾートまで幅があります。

FairmontやSofitelまでAccor

Fairmont、Sofitel、Raffles、MGalleryなどもAccorのブランドです。

日本ではフェアモント東京が営業しています。

札幌にはホテル創成札幌 Mギャラリー コレクションがあります。

普段の旅行ではibisやMercureを使い、ホテルで過ごす時間を重視する旅行では上位ブランドも比較する。

同じAccorの中で、旅行の目的に合わせて選択肢を広げられます。

Accorを使うならALLも一緒に見る

Accorのホテルを探すときに覚えておきたいのが「ALL Accor」です。

ALL Accorは、Accorの予約と会員制度の入口です。対象ホテルでは、ブランドをまたいでポイントやステータス特典を利用できます。

私の場合はALL Accor+ Explorerにも加入しました。

2026年9月の東京宿泊ではStay Plusを利用し、イビススタイルズ東京銀座の土曜泊を無料にできました。

年会費39,800円をStay PlusやGold特典でどこまで回収できたのかは、土曜の宿泊にStay Plusを使ってみた。ALL Accor+ Explorerの年会費は回収できる?で紹介しています。

その後、2026年10月にはメルキュール京都宮津リゾート&スパに宿泊しました。Gold特典で、36㎡の客室から72㎡のジュニアスイートへアップグレードされています。実際の宿泊体験は別記事で紹介しています。

一方、ALLの宿泊実績やポイントは予約経路にも注意が必要です。

私はExpedia経由でAccor系列ホテルに5泊しましたが、ALLの宿泊実績は0泊でした。

OTAや旅行会社から予約した場合の扱いは、Expediaで泊まった5泊は、Accorの宿泊実績にならなかった。予約前に見るポイントで整理しています。

ブランドより、旅行に合うホテルを選ぶ

Accorには45を超えるホテルブランドがありますが、旅行者がすべて覚える必要はありません。

宿泊費を抑えたい旅行ではibis系、設備も重視するならMercureやNovotelが候補になります。

国内リゾートでは、オールインクルーシブのプランを用意するGrand Mercureも選択肢です。

ホテルで過ごす時間を重視するなら、PremiumやLuxuryまで比較できます。

私自身も、ブランド名だけでホテルを決めるつもりはありません。

立地、宿泊料金、フライトの時間、ホテルで過ごす時間を見ながら、その旅行に必要な条件を先に決めます。

そのうえでAccorのホテルが合えば、ALLの特典も含めて比較する。

一つのブランドに固定せず、旅行ごとに選べるところがAccorの使いやすさだと感じています。

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